高気密高断熱の6つのポイント その3

開口部(サッシ)を選ぶ

アルミサッシ・樹脂複合サッシ・APW330・アルゴンガス・トリプルガラス

どれだけ断熱材が優れていても開口部がお粗末だと全く意味がありません。

断熱の数値(UA値)は外部断熱のトータルの値を割り算して平均化した物です。

ですから開口部は断熱材と違いサッシ枠やガラス+アルファなのでどうしてもその部分の断熱性は落ちます。

しかし最小限で食い止めるようにここはしっかり最高の断熱性を持つサッシにしたいですね。

 

開口部サッシでは主に2つ気を付ける点があり 1つはサッシ自体の素材です。アルミサッシという言葉が一般的でサッシはアルミ製が当たり前と思われがちですがアルミは非常に熱を伝えやすい素材です。

熱の伝えやすさの違いは樹脂サッシとアルミサッシでは1000倍も違います。

冬の結露は窓ガラスだけでなく四方のアルミ枠からも結露していませんか?

少し前までは樹脂サッシは高価だったのでなかなか普及しませんでしたが、最近になって価格が安くなってきた事もあり関西でも普及率は大幅に伸びてきました。

でもまだまだ関西ではアルミの内側に樹脂を貼ったアルミ複合樹脂サッシが多いです。ぜひ外側も内側も樹脂素材のサッシにしましょう。なにせ熱の伝えやすさの違いが1000倍ですから(^^;)

冬になると寒いから断熱リフォームの依頼が増えますが、まずは内窓の設置をお勧めします。(サッシは後から変えるのが非常に大変で高額リフォームになります。)その内窓の素材はもちろん樹脂製です。

ちなみに北海道の住宅サッシは樹脂製が昔から一般的なんです。

 

もう1つがガラス部分です。

ガラス1枚だけのシングルガラス 2枚のペアガラス 最近ではガラス3枚のトリプルガラスもあります。

そしてガラスが複数になるとその間に乾燥空気でなくアルゴンガスやクリプトンガスを入れて断熱性を高めた物が最近では人気です。

 

ガラスは色々な組み合わせができるのですけど一体どれにすれば断熱性能が良くなるのかわからない!そんな方は熱貫流率と言う数字を比べると断熱性の優劣がわかります。

関西ではまだ完全な樹脂でない アルミと樹脂を合わせ持ったサッシが主流です。

アルミを使う時点でどうしても熱を伝えてしまうので断熱性能が劣ります。

玄関ドア

サッシが決まれば次は玄関ドア 

玄関部分はお部屋から離れておりエアコンから遠いためどうしても寒い場所になりますよね。

お部屋のガラス(枠)も結露しますが玄関出ようとしたら玄関ドアが結露でびしょ濡れだったなんてお話もよくお聞きします。

しっかり玄関ドアの断熱性も考えましょう。

玄関の断熱数値は記号が入っています。

例えばYKKAPのヴェナードと言う商品ならD2やD4 もちろん数字が小さいほうが断熱性が高いです。

LIXILの場合はK2やK4とKを使います。

最近ではサッシと同じように熱貫流率で数値を表している玄関ドアもあるのでわかりやすくなっています。

ちなみに断熱性の高いD2と言えどもアルミ樹脂複合サッシと同じ熱貫流率2.33なんですよ。

 

ですから最近はK4やK2でなくYKKAPイノベストのようにD70とまで行かなくてもD50のガラス開講なしの熱伝導率0.9台の物を選ばれる方が増えています。

開口部は極力ない方が家全体の断熱数値(UA値)は上がります。

かと言って1日中暗い部屋は嫌ですよね。

サッシには光を入れるだけでなく風も通してくれます。

ですから採光・通風を考慮した設計をして窓は断熱数値の高い商品をお選び下さい。(^^)

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