高気密高断熱の6つのポイント その4

断熱数値(UA値)の確認

UA値・Q値・ZEH・HEAT20 G1 G2 

高気密高断熱住宅とは

 高気密高断熱住宅とは住宅の床・壁・天井(屋根)などに性能の良い断熱材を使って家を覆い隙間風のないように気密施工された家の事をいいます。

国の断熱基準として日本は欧米諸国よりかなり遅れており平成25年に建物の省エネ基準が14年ぶりに新しく変わり2020年に施工予定でした。しかし多くの住宅会社でその基準に及ぶ建築物に対応が出来なく 国土交通省は延期を発表しました。

その 下表にある数字が新しくQ値(熱損失係数)に代わり建物形状や断熱区画や換気システムにえいきょうされない断熱指標のUA値(外皮平均熱貫流率)と呼ばれる断熱の基準です。

一番上の数字が25年基準の最低基準となり大阪などの6地域では0.87となります。

一般的に高断熱の指標はZEH基準の0.6以下の数字をクリアする住宅となります。

 

省エネ基準値比較表

横軸 : 1北海道東部 2札幌 3秋田 4新潟 5石川 6大阪など近畿 7鹿児島 8沖縄 8つの地域
縦軸 : 25年基準  ZEH基準  HEAT20 G1基準 HEAT20 G2基準  4つの断熱レベル基準

太陽光とセットで受けられる補助金の代名詞と言えるゼロエネルギー住宅仕様(経済産業省)基準では
大阪でUA値0.6程度でクリア出来ます。(多くのハウスメーカーの断熱基準)

国内最高基準を設定している団体HEAT20はZEHレベルより更に上の断熱性能を目指しています(欧米の基準)上記表にはG1グレード G2グレードの数値が記載されています

 

断熱性能と冷暖房費の比較表

25年基準(0.87)からZEH基準(0.6)では年間3.2万円 月々2,670円の差


HEAT20 G2基準(0.45)にすると 年間7.6万円 月々6,337円の節約となります。

体感温度は人ぞれぞれなので快適性レベルもどのくらいのUA値で満足できるか?が

難しい判断なのですけど(もちろん断熱性高いほど良い)

この表の光熱費でZEH(0.6)からG1(0.56)になると月々1,760円の差

G1(0.56)からG2(0.45)になると1,907円の電気代の節約になります。

G2(0.45)からその下のUA値0.39に断熱性あげても約419円しか変わりません。

このあたり(0.39)がコスパ的にも体感的にも最適な断熱性レベルかも知れません。(私の持論)


ZEH(UA値0.6)とUA値0.39で月々4,086円違います。

現在の金利(0.5%) 返済期間35年として 150万円も多く借入出来るようになります。


150万円あれば キッチンやUB 床材などお好きな建材をグレードUP出来ますよね。(^^)

 

2021年11月 断熱基準の新情報

先日発表された記事によると国土交通省は断熱等級の4から7等級まで追加で作ろうとしているみたいです。制度化されれば等級5以上の建物を建てる場合は補助金が出るかも知れませんね。
ただしUA値0.4を下回ればイニシャルコストUPが必須になるでしょう。

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