高気密高断熱の6つのポイント その6

断熱材の耐久性(壁内結露)

断熱性能低下・壁内結露・無結露保証

断熱性能を長持ちさせる方法

高気密高断熱住宅を建築して入居する初めの冬は暖かった家ですが
築年数が経つとだんだん寒くなってきた・・・なんて事にならないように
断熱材の素材にも注意が必要です。
そこで まずは 世にも恐ろしい 内部結露のお話から

「窓やサッシをびしょびしょに濡らす結露」。皆さんも目にしたことがあるでしょう。
しかし、この結露には「見える」ものと「見えない」ものがあるのをご存知ですか ?
この「見えない」結露こそが、「壁内結露」。
家族の健康と建物の耐久性を脅かす、とても恐ろしい存在なのです...。

空気には目に見えない水蒸気(水分)が含まれており、
その水分量は温度が低ければ少なく、温度が高いと多くなり、一定ではありません。
暖かい空気が冷たい空気に接して温度が下がり、水蒸気を含む空気が室内で「過飽和」状態に
なると気体から液体へと変化し、水となって表面に出現する現象が「結露」です。
特に、冬場の住まいは室内外の温度差が激しく、結露が起こりやすい環境が整います。

繊維系断熱材の場合

グラスウールやロックウールなどの繊維系断熱材の場合 素材自体が水分を吸水してしまいます。
ですから素材に水分が入り込まないように袋入りになっています。
更に気密シートと呼ばれるナイロン系のシートを部屋の内側から施工するように義務つけられています。
最近多くなっている現場吹付けウレタンも同様で結露計算の結果次第となりますが内側より気密シートの施工が必要です。
同じ吹付けウレタンでも吸水性のない30倍ウレタン発泡や固形のウレタンパネルの場合はそもそも水を通さない事から ナイロンによる気密施工は不要なのです。

吹付けウレタンと固形ウレタンパネルの吸水性

最近グラスウールの代わりに使われるようになった吹付け硬質ウレタンフォームは、ウレタンの気泡が連続していて、水蒸気を含むリスクがあります。固形ウレタンパネルは独立気泡である上に、工場で高圧発泡しているので気泡が細かく均一です。密度が高いため、断熱性能がより高まり、水も吸わない、そして経年劣化も少なくなります。
 

断熱材内部の気泡構造。左が固形のウレタンパネル(独立気泡)で、気泡が独立しているため、
吸水率が低く、透湿抵抗が高いので水蒸気の透過がほとんどありません。

例えばFPグループのFPの家で使うFPパネルは、工場で硬質ウレタンフォームをパネル化して作成するため、断熱性能にムラがなく、独立した気泡でが水分を吸収しないため断熱性能が経年劣化することを防ぐことができます。壁内結露のリスクをクリアできるので、FPグループは壁体内の無結露50年保証を行っています。

ウレタンの原液は、フィンランドでウレタンパネルを使った住宅建設で20年以上の実績があったフィンランドの「YIT社」と提携し、ノウハウを吸収し、当社の自社工場で製造しています。ウレタンの気泡の中に入っているガスは二酸化炭素です。水発泡方式を採用し二酸化炭素をウレタンのガスとして実用化したのは世界初で三菱化学㈱と共同開発し、平成11年に発表しています。
 

30年後の断熱材も劣化していない

実際に、FPの家のリフォームや増築の際に、壁を剥がして見てみると、どの住宅でもパネルは全くといって良いほど経年劣化していません。お客さんからFPの家はずっと暖かい、性能がいい、本当にいいものを作ったとお褒めの言葉をいただいています。

内部結露が発生しないので雨漏りがない限りは濡れることもありません。スキン層があり、独立気泡なので、ウレタン内のガスもパネルの外に逃げることがなく、断熱性能が低下しないのです。そのため、築20年、30年の段階で、外装や屋根、間取りや住設機器などの老朽化に伴うリフォームなどをお客様が行う際、壁内の断熱性能に問題が生じていて、断熱改修をしなければならない、というケースが一軒も発生していないのです。FPの家は過去に全国で4万件以上建てられているのです。
 

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